他種目の意見を参考に考察を続けた。

「取れるゴロを100%取れれば勝てるよね。」確かに、それができれば勝てる可能性が上がる。

私自身の理想では、練習割合8割攻撃・2割守備である。ちなみに、投手は別メニューで、外野・内野・各ポジションも一緒に同じメニューでは練習しない。

「なんで、守備の練習しないの?」

「打てない時もあるんだから、取れるゴロを100%処理できるようにする練習をすればいいじゃん。」

この考えについて考察を続けた。

その結果、考えらることは「私自身が守備より攻撃・打撃の練習が好きであることが理由として一番なのではないか」という指導者中心的な意見に行き着いた。しかし、これが事実であると思う。

【なぜ守備練習より打撃練習の方が面白い、楽しいのか】

守備 100%

走塁 100%

攻撃 50~30% 「高校野球においては目指せる数字」

守備・走塁練習は、100%の成功率を目指すべき項目である。→厳しい練習に繋がりがちで、時間も使わなければいけない。

打撃は出発点が20〜10%の成功率から始まり、それを30%程度の成功率にあげれば良い項目なので守備・走塁に比べて”伸びる可能性”を感じやすいという特性があると考える。→モチベーションを維持しやすい。

かつ、指導者目線からみても、一人一人違う理想のフォームがあるため指導力も同時に試されるところがあり、モチベーションの向上に繋がりやすと考える。

以下の理由から、練習メニューは打撃中心。よって、戦術も打撃面を重視するという方針が良いのではないかと考える。選手にとっても指導者にとっても良いということだ。

【守備練習をどのように取り組むか】

しかし、守備練習をしないわけにはいかない。そこでどう取り組むか考察を続けていく。

・守備機会について

一試合で自分のところに飛んでこないこともあり得るのが守備である。稀に、ショート・セカンドすらゴロが飛んでこないこともあるのだ。

そう考えると、打撃は一試合出場して、9回まで試合があれば3回は打席が回ってくる。これも、打撃を重視したい意見になるだろう。

話を守備に戻すと、打球が飛んでこないかもしれない守備にみんなの時間を費やすのがmottainaと考えられる。

・守備率について

守備率は100%からの減点方式で数値が下がって評価される。このことも守備に対してのイメージを悪くしていると考える。

以上2つのことから、私は守備を以下のように取り組ませることとした。

・スキルアップ制度

守備におけるスキルをポジションごとに大まかに決めて選手に個人練習などでもできるぐらい説明する。数週間に1回テストのようなものを行いスキルチェックを行う。

選手は、100%からの減点方式の守備ではなく、自らのスキルが上がることでチェック項目が増えていく加点方式の守備に変わる。選手も減点から加点に評価方法が変わり、守備練習のモチベーションを保ちやすくなると考える。

・全体の守備練習について

守備の基本的なやり方は守備理論にあげたようなことを実施していくが、守備は投内外連携メニュー以外は自主練習で行う。練習内ではその成果を発表する場という位置付けでおこなうことが理想ではないかと考えています。

 

今回、他種目の方の意見から、野球についてさらに考察が深まったように思う。これからも、さまざまな多種多様な考え方、種目、人間と触れていくことで自分自身の野球道に深みをもたせていきたいと感じた。

ぜひ、みなさんの意見もいただければと思います。

 

 

投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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