強化合宿が、選手を下手にする【フィジカルトレーニング】|新潟の野球個別指導・体修塾BCA

「合宿で限界まで追い込んだのに、身体が思うように動かない」——その違和感は気のせいではありません。ただ追い込むだけの強化合宿は、やり方を間違えると選手を下手にします。その仕組みを、新潟・体修塾BTGが解説します。


ただ追い込むだけの強化合宿が、選手を「下手」にする

「追い込んだ」と「強くなった」は別物

きつい練習をやり切った達成感はあるのに、合宿前より身体が重い。ここに落とし穴があります。「追い込んだ」という事実と、「身体が強くなった」という結果は、まったくの別物です。設計のない追い込みをただ重ねれば、残るのは疲労と怪我のリスクだけです。

なぜ「ただの追い込み」が身体を壊すのか

身体が強くなるのは、トレーニング中ではなく、負荷をかけたあとしっかり回復したとき。これを超回復と呼びます。ところが合宿では回復の時間がほとんど取れません。疲労が抜けないまま次の負荷をかければ、身体は強くなるどころか疲労を上書きしながら消耗します。さらに疲れ切った身体は正しいフォームを保てず、崩れた動きで膝や腰、肩や肘に負担が集中します。

問題は量そのものではなく、その負荷が回復までセットで設計されているかどうかです。設計のない追い込みは「過剰な負荷 → 回復が間に合わない → 疲労蓄積 → パフォーマンス低下 → さらに追い込む」という悪循環をたどります。強い選手がきつい練習をしていないわけではありません。ただ、彼らの追い込みには必ず「回復までの設計」がセットになっています。

合宿明けに身体が重い、本当の理由

合宿明けにキレがないのは、追い込みが足りないからではありません。抜けていない疲労が蓄積しているサインです。必要なのは、まず溜まった疲労をしっかり抜き、回復した身体に正しい負荷をかけ直すこと。がむしゃらに取り戻そうとするほど、疲労に疲労を重ねてしまいます。

身体を強くする追い込み、3つの条件

  • 正しい負荷:今の身体の状態に合った、強くなるための適切な刺激
  • 十分な回復:かけた負荷を「強さ」に変換するための休養
  • 設計されたサイクル:負荷と回復をセットで組み立て、計画的に積み上げる

どれか一つでも欠けると、追い込みはただの消耗になります。自分の疲労や適正な負荷を一人で正確に判断するのは難しい。だからこそ、状態を見極めて負荷を

投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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